「肩身が狭い」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【慣用句】
「肩身が狭い」という言葉の意味を正確に知りたいとお考えでしょうか。日常会話やビジネスの場でもよく使われる慣用句ですが、正しい意味や成り立ちを理解しておくとより自信を持って使えます。この記事では、「肩身が狭い」の意味や語源、具体的な使い方や誤用例まで分かりやすく解説します。
「肩身が狭い」の意味
「肩身が狭い」とは、世間や周囲の人々に対して申し訳なさや気まずさを感じ、面目がない状態を表す言葉です。自分が失敗をしたり、期待に応えられなかったりしたときに、誇れる部分がなくて身を縮めるような思いをすることを意味します。
「肩身が狭い」の由来・語源
「肩身」とは、もともと「肩」と「身(からだ)」を合わせた言葉で、世間に対する「面目」や「体面」を意味します。日本では古くから、誇らしく堂々としている状態を「肩をはる」「肩身が広い」と表現していました。その反対に、他人に恥ずかしい思いをさせられたり、自分が不始末をやかしたりして体面が保てないとき、肩をすぼめて体を小さく見せようとする姿勢から「肩身が狭い」という言葉が生まれました。
「肩身が狭い」の使い方・例文
思わずクスッとくる例文
家族全員がiPhoneを使っている中、自分だけAndroidスマホを使っているので、なぜか家で肩身が狭い。
※例文は、使い方を示すための創作です。
周りの流行に乗っていないだけで、悪気はないのに何となく家の中で居心地の悪さを感じている様子をユーモアを交えて表現しています。
愛犬がドッグランで他の犬に吠えまくってしまい、飼い主の私が一番肩身が狭い思いをした。
ペットのやんちゃな行動のせいで、周囲に申し訳なくなり肩をすぼめて小さくなっている姿が目に浮かぶ親しみやすい例です。
ビジネス・日常での活用シーン
ビジネスシーンでは、チーム内で自分だけ目標を未達成だった場面や、ミスをして先輩に迷惑をかけたときによく使います。身体の一部である「肩」をすぼめて縮こまりたくなるような場面を表現するのに適しており、謙虚な姿勢を示したり反省の意を込めたりして用いられます。
「肩身が狭い」の対義語・類義語
- 対義語:「肩身が広い(世間に対して誇らしく堂々としていられる様子)」、「鼻が高い(得意げで誇らしい様子)」
- 類義語:「身の縮む思い(恥ずかしさや申し訳なさで小さくなる思い)」、「面目ない(世間に対して顔向けができない)」
よくある質問
Q. 「肩身が狭い」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 世間や周囲に対して申し訳なく、居心地が悪いこと。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 自分だけ成績が振るわない時や、ミスをして周囲に迷惑をかけ、立場がなく気まずい場面で使います。