「歯に衣着せぬ」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【慣用句】
「歯に衣着せぬ」という言葉の意味や正しい使い方を知りたいと思ったことはありませんか?遠慮なく思ったことをハッキリ発言する場面などでよく使われる慣用句です。この記事では、意味や語源、例文、誤用しやすいポイントまで分かりやすく解説します。
「歯に衣着せぬ」の意味
「歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)」とは、相手に対して気を使ったり遠慮したりせず、思った通りのことを率直にズバズバと言う様子を表す言葉です。相手の気分を害するかもしれないような厳しい意見でも、飾らずそのまま伝える態度を指すときに使います。
由来・語源
辞書には語源の説明はなく、「衣」は衣服のことと補説されています。初出は『応永本論語抄』(1420年)の例とされています。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
「その髪型、まるで爆発した鳥の巣だね」と、歯に衣着せぬ発言をする妹のおかげで、今日も寝癖に気づくことができた。
※例文は、使い方を示すための創作です。
身内や親しい間柄だからこそ、容赦のない事実をストレートに伝えてくれる爽快感を感じる日常のヒトコマです。
ビジネス・日常での活用シーン
ビジネスの会議で、立場に関係なく問題点をはっきりと指摘する先輩を称賛する時に「彼の歯に衣着せぬ意見が議論を深めた」のように使います。また日常会話でも、正直なアドバイスをくれる友人の態度を評価する場面で用いられます。体の一部である「歯(口)」を使った言葉ですが、ただの暴言ではなく、誠実さや度胸を含んだ批判に対して使われることが多いです。
誤用しやすいポイント
辞書の補説に、「『歯に絹着せぬ』と書くのは誤り」とあります。「衣(きぬ)」は衣服のことです。
類義語・対義語
- 類義語:「ざっくばらん」、「開けっ広げ」、「単刀直入」、「ずばり」、「率直」
※辞書に記載のある語を挙げています。
よくある質問
Q. 「歯に衣着せぬ」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 相手に気を使わず、思ったことをそのまま包み隠さず発言することです。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 会議で単刀直入に意見を言う場面や、親しい友人が正直にアドバイスをくれる時などに使います。
Q. よくある誤用・誤解は?
A. 辞書の補説に、「『歯に絹着せぬ』と書くのは誤り」とあります。「衣(きぬ)」は衣服のことです。