「異口同音」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【四字熟語】
「異口同音」という四字熟語の意味や正しい使い方を調べていませんか?多くの人が口を揃えて同じことを言う場面で使われる言葉です。この記事では、言葉の意味や語源、日常やビジネスで使える例文まで詳しく解説します。
「異口同音」の意味
「異口同音(いくどうおん)」とは、口は異なっても、発する言葉や意見がまったく同じであることを意味します。大勢の人が口を揃えて同じ意見を述べたり、同じ評判を口にしたりする様子を表す四字熟語です。「異口」はそれぞれ別の口、「同音」は同じ声や内容を意味しています。全員の気持ちや考えが一致している場面でよく使われますが、良い評価だけでなく、大勢が一斉に誰かを批判する場面などでも使えます。
由来・語源
語源の記載は辞書にありません。『本朝文粋』(1060年ごろ)に初出の例があり、中国の『宋書』にも用例があるとされます。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
「今日の晩ごはんは何が良い?」と聞いたら、家族全員が異口同音に「ハンバーグ!」と叫んだ。
※例文は、使い方を示すための創作です。
普段は好みバラバラの家族なのに、食べたいメニューだけは見事に一致した微笑ましい瞬間を表しています。
ビジネス・日常での活用シーン
ビジネスの会議では、参加者全員の意見が一致した際に「新企画に対して関係者から異口同音に賛成の声が上がった」のように使います。また、職場の人間関係でも「同僚たちが異口同音に彼の誠実さを褒めていた」と表現できます。反対意見が出ず、満場一致で話がまとまる人間関係の良好な場面で役立つ表現です。
誤用しやすいポイント
「異口」は「異なる口」、つまり多くの人の口(言葉)を意味するので、「異句同音」と書くのは誤りです。読みは「いくどうおん」のほか、「いこうどうおん」とも読まれます。
よくある質問
Q. 「異口同音」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 多くの人が口を揃えて、まったく同じ意見や言葉を言うことです。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 会議で全員の意見が一致した時や、周囲の人が揃って同じ評判を口にしている場面などで使います。
Q. よくある誤用・誤解は?
A. 一人の人が同じ発言を繰り返すことだと誤解されがちですが、必ず「複数の人」が発言する場合に使います。