「朝令暮改」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【四字熟語】
「朝令暮改という言葉をビジネスで耳にしたけれど、正しい意味がわからない」とお悩みではありませんか?「朝令暮改」は、命令や方針がコロコロと変わって定まらない状態を表す四字熟語です。この記事では、意味や語源、具体的な使い方から注意点までわかりやすく解説します。
「朝令暮改」の意味
「朝令暮改」とは、朝に出した命令が夕方には改められるという意味から、方針や指示がコロコロ変わって一定しないことを表す言葉です。法令やルールが頻繁に変更されて信用できない様子や、周りが振り回されるネガティブな状況で使います。ビジネスの現場では、上司の指示が二転三転して現場が混乱している場面でよく登場します。
由来・語源
中国の前漢時代、鼂錯(ちょうそ)の上奏文「説文帝令民入粟受爵文」に由来するとされます。日本での初出は、陸羯南『政事家の資格』(1888年)の例が挙げられています。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
「今日のランチはカレーに決定!」と朝礼で宣言した部長が、昼休み直前に「やっぱり寿司にしよう」と言い出し、まさに朝令暮改の被害に遭った。
※例文は、使い方を示すための創作です。
ダイエッターの妻が「今日から甘いものは絶ちます」と朝宣言したのに、夕方には「ストレスは天敵だから」とケーキを食べていた。
このように、誰かの発言や決意が1日も経たないうちに真逆へ変わってしまう、少し拍子抜けするような日常の場面でもユーモアを交えて使えます。
ビジネス・日常での活用シーン
ビジネスシーンでは、経営陣や上司の指示が二転三転するときに使われます。「新企画の仕様変更が続き、朝令暮改で現場はてんてこ舞いだ」といったぐあいに、批判や困惑のニュアンスを含めて使うケースが一般的です。また、自組織の不手際を謝罪する際に「朝令暮改となり大変申し訳ございません」と謙遜や反省の意味で用いることもあります。
類義語・対義語
- 類義語:「朝改暮変」、「朝出暮改」、「朝立暮廃」
※辞書に記載のある語を挙げています。
よくある質問
Q. 「朝令暮改」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 命令や方針がコロコロと変わり、定まらないことです。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 上司や会社の指示が二転三転し、現場が振り回されて混乱している場面などでよく使われます。