「医者の不養生」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【ことわざ】
「医者の不養生」という言葉の意味を正確に知りたいとお考えでしょうか。患者に健康管理を促すお医者さんが自分では不摂生をしているように、立派な教えを説きながら自分では実行しない様子を表す言葉です。この記事では、「医者の不養生」の意味や使い方、類義語について詳しく解説します。
「医者の不養生」の意味
「医者の不養生(いしゃのふようじょう)」とは、人に養生(健康に気を配ること)を勧める医者が、自分自身は健康に注意を払わないことを意味します。転じて、正しいことや立派なことだと分かっていながら、自分ではそれを実行しないことのたとえとして使われます。患者には「体に気をつけて摂生しなさい」と注意しておきながら、自分自身は夜更かしをして不健康な生活を送っているような状況を表した言葉です。
由来・語源
「医者の不養生」の由来について、辞書に確かな記載は見当たりません。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
「毎日しっかりストレッチをしてくださいね」と指導している整骨院の先生が、ひどい肩こりに悩まされているのを見て、まさに医者の不養生だと思った。
※例文は、使い方を示すための創作です。
他人に専門的なアドバイスや正しい知識を教えている当本人が、自分自身のケアを怠っている場面で使われるユーモラスな表現です。
ビジネス・日常での活用シーン
日常や仕事の場面で、知識や指導力はあるのに自分の実践が伴っていない人を指摘する際に使います。例えば、整理整頓の大切さを部下に熱心に語る上司のデスクが書類で散らかっている時や、ITのプロが自分のパソコンのセキュリティ対策を怠っている時などに当てはまります。
類義語
「医者の不養生」と同じように、専門的な立場でありながら自分自身の管理を怠る様子を表す類義語は以下の通りです。
- 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
- 大工の掘っ建て(だいくのほったて)
- 易者身の上知らず(えきしゃみのうえしらず)
- 陰陽師身の上知らず(おんようじみのうえしらず)
- 駕籠舁駕籠に乗らず(かごかきかごにのらず)
- 髪結い髪結わず(かみゆいかみゆわず)
- 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)
よくある質問
Q. 「医者の不養生」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 他人に立派な指導をしながら、自分では実行しないことです。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 専門的な知識を持つ人が自分自身の管理を怠っているときや、正しいと分かっていても自分で実行しない状況で使います。