「肩を並べる」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【慣用句】
「肩を並べる」という言葉、聞いたことはありますよね?でも、どんな意味で、どういう時に使うのが正しいのか、自信を持って説明できますか?この記事では、「肩を並べる」の意味から、ちょっと面白い使い方まで、例文を交えて詳しく解説します。
「肩を並べる」の意味
「肩を並べる」とは、相手とほぼ同じ地位や実力を持つようになること、または、そのような状態で一緒に物事をすることを意味します。たとえば、ある分野でずっと目標にしてきた人に、ついに追いつき、同じように評価されるようになった時などに使われます。単に隣に立つだけでなく、能力や実績が同等になったというニュアンスが含まれているのがポイントです。
由来・語源
「肩を並べる」の由来は、文字通り、人が横に並んで立つ姿からきています。昔は、身分の高い人や尊敬する人と肩を並べて歩くことは畏れ多いことでした。しかし、時代が進むにつれて、実力や立場が同等になった者同士が、対等な関係で一緒にいる様子を「肩を並べる」と表現するようになったと考えられています。単に物理的に隣にいるだけでなく、精神的な一体感や親近感も含まれるようになったのです。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
A「ついに僕の作った画期的AIが、世界的なAIと肩を並べたぞ!」
B「へー、具体的には?」
A「どちらも、同じくらい意味不明なことを言う!」
必ずしも良い意味で「肩を並べる」が使われるわけではない、というユーモアのある例です。
ビジネス・日常での活用シーン
ビジネスシーンでは、競合他社と技術力や市場シェアで「肩を並べる」というように使われます。これは、企業が成長し、競争力を高めた結果を示唆します。日常生活では、子供の成長を見守る中で、子供が親の知識や経験に追いつき、意見を交わす場面などで「肩を並べる」という言葉が使えます。
誤用しやすいポイント
「肩を並べる」は、単に物理的に隣に立つことを意味するわけではありません。重要なのは、能力や実績、地位などが同等になったというニュアンスです。例えば、エレベーターでたまたま社長と隣り合った場合、「社長と肩を並べた」とは言いません。あくまで、何らかの分野で競争し、匹敵する状態になった時に使うようにしましょう。
対義語・類義語
- 対義語:水をあけられる
- 類義語:比肩する