「七転八倒」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【四字熟語】
「七転八倒」という言葉を聞いたことはありますか?苦しみもがく様子を表す四字熟語ですが、どんな時に使うのが正しいのでしょうか。この記事では、「七転八倒」の意味から由来、使い方まで詳しく解説します。
「七転八倒」の意味
「七転八倒」とは、苦痛のたえにもがき苦しむ様子を表す四字熟語です。あまりの苦しさに、何度も転んだり倒れたりすることを意味します。肉体的な苦痛だけでなく、精神的な苦悩に対しても使われます。たとえば、失恋の痛みに七転八倒する、というように表現できます。
由来・語源
「七転八倒」の由来は仏教にあるという説が有力です。仏教では、人が生まれてから死ぬまでの間に、何度も苦しみを受けると考えます。その苦しみの激しさを、「七転び八起き」という言葉のように、何度も転んだり倒れたりする様子で表現したのが「七転八倒」の語源とされています。ただし、仏教の経典に直接「七転八倒」という言葉が出てくるわけではありません。あくまで、苦しみの多さを強調する表現として、人々に広まっていったと考えられます。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
「推しの卒業発表…!七転八倒してたら、気づいたら床に大の字だった…。」
推し活をしている人なら共感できるかもしれません。悲しみのあまり、取り乱してしまった様子が目に浮かびますね。
ビジネス・日常での活用シーン
「七転八倒」は、ビジネスシーンでも、プロジェクトの失敗や大きなトラブルに見舞われた際に、その苦境を表現するために使えます。例えば、「新商品の開発は難航を極め、七転八倒の日々だった」というように使います。また、スポーツの試合で、強豪チームに果敢に挑む様子を「七転八倒しながらも勝利を目指す」と表現することで、その奮闘ぶりを強調できます。
誤用しやすいポイント
「七転八倒」は、単に「苦労する」という意味ではありません。あくまで、激しい苦痛にもがき苦しむ様子を表す言葉です。そのため、軽い困難や努力に対して「七転八倒」を使うのは適切ではありません。また、七転八倒「する」というように動詞と組み合わせて使うのが一般的です。七転八倒「な」状況、という使い方は誤りではありませんが、やや不自然に聞こえる場合があります。
対義語・類義語
- 対義語:平然自若
- 類義語:苦悶悶絶