「起承転結」の意味・由来・例文をわかりやすく解説【四字熟語】
文章や話の構成でよく使われる「起承転結」ですが、本当の意味や使い方を正しく理解できていますか?物語や会話をわかりやすく伝えるための基本として、昔から親しまれている四字熟語です。この記事では、意味や語源、具体的な使い方まで詳しく解説します。
「起承転結」の意味
起承転結とは、文章や物語、会話などを論理的でわかりやすく組み立てるための4つの段階のことです。「起」で事柄を提案し、「承」でそれを引き継いで説明を広げます。「転」で話題を少し変化させたり、予想外の展開を入れたりして変化をつけ、「結」で全体のまとめに入ります。構成がしっかり整っていて、筋道が通っている様子を表す際にも使われます。物語の脚本やスピーチを組み立てる場面で特に重視される概念です。
由来・語源
中国の詩論に由来します。漢詩、特に絶句の構成法で、古くは「起承転合」とも言われました。8世紀ごろ(盛唐)までに成熟したとされます。
使い方・例文
思わずクスッとくる例文
朝、アラームを止めて二度寝した(起)。慌てて準備して家を飛び出した(承)。しかし今日は日曜日で会社は休みだった(転)。二度寝の続きを幸せな気分で楽しんだ(結)。
※例文は、使い方を示すための創作です。
二度寝の失敗と思いきや休日だったという、見事なオチがついた日常の起承転結です。
ダイエットを決意してジムに入会した(起)。毎日汗を流して1キロ痩せた(承)。ご褒美に食べたラーメンが絶品だった(転)。結果として体重が2キロ増えた(結)。
努力がまさかの裏目に出るという、悲しくも笑える日常のエピソードを起承転結で表現しています。
ビジネス・日常での活用シーン
日常の雑談で「彼の話は起承転結がしっかりしていて面白い」と褒めたり、小説や映画の感想で「後半の『転』の部分で一気に引き込まれた」と表現したりします。相手に退屈させずにエピソードを話したいときや、オチのある面白い出来事を人に伝えたい場面で、構成を意識する指標として役立ちます。
よくある質問
Q. 「起承転結」の正しい意味を一言で教えてください。
A. 話や文章を分かりやすく組み立てる4つの順序。
Q. どんな場面で使いますか?
A. 物語の執筆やスピーチ原稿の作成、人にオチのある面白い話をする場面で使います。